アモス書 3:7. まことに主なる神はそのしもべである＿＿＿にその隠れた事を示さないでは、何事をもなされない。
答え: ____________________
マタイによる福音書 24:11. また多くの＿＿預言者が起って、多くの人を惑わすであろう。 使徒行伝 ２：１７ 神がこう仰せになる。終りの時には、わたしの霊をすべての人に注ごう。そして、あなたがたのむすこ娘は預言をし、若者たちは幻を見、老人たちは夢を見るであろう。
注: そうです。終わりの時代には、真の預言者と偽の預言者の両方が現れます。また聖書は、男でも女でも預言者になれると教えています。
申命記 18:10. あなたがたのうちに、自分のむすこ、娘を火に焼いてささげる者があってはならない。また＿＿＿＿＿＿、……（申命記 １８：１０） 「卜者」（申命記 １８：１０） 「易者」（申命記 １８：１０） 「魔法使」（申命記 １８：１０） 「呪文を唱える者」（申命記 １８：１１） 「口寄せ」（申命記 １８：１１） 「かんなぎ（霊媒）」（申命記 １８：１１） 「死人に問うことをする者」（申命記 １８：１１）
注: 申命記 １８：９－１２には、これらのことを行う者を主はすべていとわれる、と書かれています。ですから、クリスチャンはこれらに関わってはいけません。
ヨハネの黙示録 12:17. 龍は、女に対して怒りを発し、女の残りの子ら、すなわち、神の戒めを守り、イエスの＿＿＿を持っている者たちに対して、戦いをいどむために、出て行った。 ヨハネの黙示録 １９：１０ わたしは、あなたと同じ僕仲間であり、またイエスのあかしびとであるあなたの兄弟たちと同じ僕仲間である。ただ神だけを拝しなさい。イエスのあかしは、すなわち預言の霊である」。
注: １７課で学んだように、終わりの時の神の残りの教会は、「イエスのあかし」、すなわち「預言の霊」を持っています。黙示録 １９：１０と２２：９を比べてみると、天使が預言の霊を持っているヨハネの「兄弟たち」を「預言者たち」、「この書の言葉を守る者たち」と見なしていることがわかります。コリント第一 １：５－８でパウロは、教会が「キリストのためのあかし」を持ち、イエスの再臨まで「賜物にいささかも欠けることがな（い）」と書きました。終わりの時の神の教会は、確かに預言の賜物を持っているのです。
民数記 12:6, 8. 彼らに言われた、「あなたがたは、いま、わたしの言葉を聞きなさい。あなたがたのうちに、もし、預言者があるならば、主なるわたしは＿をもって、これにわたしを知らせ、また夢をもって、これと語るであろう。彼とは、わたしは口ずから語……る。 ゼカリヤ書 ４：１ わたしと語った天の使がまた来て、わたしを呼びさました。わたしは眠りから呼びさまされた人のようであった。
注: 主はご自分の預言者たちに、幻や夢によって、面と向かって、あるいは天使を通して、語りかけられます。水晶玉、手相、茶の葉、星座、死者との対話などは、神が預言者との意思の疎通に用いられる手段ではありません。
ヨハネの黙示録 16:14. これらは、しるしを行う＿＿の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集した。
注: いいえ、奇跡は真の預言者の証拠ではありません。奇跡は超自然の力を証明しているだけです。しかし、超自然の力は神から来ることもあれば、サタンから来ることもあります。それゆえに主は、「すべての霊を信じることはしないで、それらの霊が神から出たものであるかどうか、ためしなさい。多くのにせ預言者が世に出てきているからである」（ヨハネ第一 ４：１）と言われたのです。
イザヤ書 8:20. ただ＿とあかしとに求めよ。まことに彼らはこの言葉によって語るが、そこには夜明けがない。
注: 旧約聖書で言われる「教とあかし」とは、聖書のことです。つまり、神からの預言を伝えている、と言う者の言葉は、聖書と比べてみなければなりません。聖書を使って預言者を試すのであって、預言者の言葉によって聖書を試すのではありません。神の真の預言者なら、聖書に１００％合うはずです。これが真のテストです。
ヨハネの第一の手紙 4:2. ＿＿＿・キリストが肉体をとってこられたことを告白する霊は、すべて神から出ているものであ（る）。
注: 神の預言者は、イエス・キリストが神でありながら人間の形を取られた、という真理を認め、教えます。真の預言者は自分自身を称賛するのではなく、イエスを称賛します。ほとんどの偽預言者は、注意を神のみ言葉からそらし、彼ら自身の思想に向けさせようとするのです。
マタイによる福音書 7:16. あなたがたは、その＿によって彼らを見わけるであろう。
注: これは、預言者に一点の落ち度もない、という意味ではありません。神の預言者にも落ち度はあります。しかし、真の預言者の教えとその生活には、一貫性があります。
エレミヤ書 28:9. 平和を預言する預言者は、その預言者の言葉が＿＿するとき、真実に主がその預言者をつかわされたのであることが知られるのだ。
注: 真の預言者は偽の預言をしません。もし、ある預言者が神の預言者ならば、その人の言ったことはそのとおりに成就します。しかし、預言したことが起こっても、それだけでは真の預言者の証明になるとは限りません。申命記 １３：２－４には、偽預言者がしるしを示してそれが実現すると、その影響力を用いて人々を他の神々に仕えさせようとすることがある、と警告しています。真の預言者は、聖書に従って神を礼拝するように人々を導きます。
テサロニケ人への第一の手紙 5:20, 21. 預言を軽んじてはならない。すべてのものを＿＿して、良いものを守り（なさい）。
注: パウロは、預言の賜物を軽んじたり、無視したりしないように、と言いました。預言の言葉は聖書によって吟味し、良いこと、正しいことには従わなければいけません。
ルカによる福音書 7:28-30. 女の産んだ者の中で、ヨハネより大きい人物はいない。……これを聞いた民衆は皆、また取税人たちも、……神の正しいことを認めた。 しかし、パリサイ人と律法学者たちとは……自分たちに対する＿のみこころを無にした。
注: 真の預言者の言葉を拒むとき、わたしたちは神の勧告を拒むことになります。まじめに考えなければいけません。聖書はわたしたちに、神の預言者の言葉に耳を傾けるように諭すと共に、真の預言者の勧告に従う者は勝利を得る、と約束しています。歴代志下 ２０：２０ 「 あなたがたの神、主を信じなさい。そうすればあなたがたは堅く立つことができる。主の預言者を信じなさい。そうすればあなたがたは成功するでしょう。」
Supplemental Study
現代の預言者１８４４年１２月、メソジスト派の若い女性たちが、米国メイン州ポートランドでひざまずいて祈っていたとき、病弱な１７歳のエレン・ハーモンが初めて幻を受けました。後に、ジェームズ・ホワイトという若い牧師と結婚し、ホワイト夫人となったエレンは、１９１５年に亡くなるまで、約７０年間にわたって幻と夢を受け、神が示されたことを語り続けました。聖書に出てくる預言者たちにも当てはまることですが、幻を受けている間、超自然の現象が彼女の身に起こりました。預言者ダニエルのように、エレンは幻を見ている間、息をせず、しばしば体力を失いました（ダニエル １０：８，１７）。幻の中には４時間も続くものがありましたが、その間ずっと彼女の息は止まっていました。幻を見ているときに立ち会った医師が、そのことを証言しています。あるときには、エレンは超自然の体力を受けました（ダニエル １０：１８，１９）。エレンは約４３キロの体重でしたが、幻を見ている３０分の間、８キロもある大型聖書を伸ばした片手で持ち続けたのを目撃されました。他の現象も含めて、預言者の経験には何か超自然のことが伴うことがわかります。しかしそれらの現象は、預言者が神からの者か、サタンからの者かは明らかにしません。もし預言者の賜物が超自然的なものであるなら、クリスチャンはそれが本物かどうか、聖書で試さなければならないのです。聖書の４つのテストで試すエレン・ホワイトの人生と働きが、真の預言者を判定する聖書の４つのテストに合格するかどうか、見てみましょう。第一のテスト--聖書との調和エレン・ホワイトの書物をどれか１冊読んでみてください。そうすれば、その内容があなたを一貫して聖書へ導くと共に、聖書と完全に一致していることがわかります。しかしホワイト夫人は、自分の書いたものを聖書への追加物とは考えませんでした。これらの書物は、神の民の思いを聖書に向け、真理を知る唯一の資料である聖書へ彼らを連れ戻すためのものでした。聖書こそ信仰の唯一の規範であると、彼女が強調して述べていることに注目してください。「現代においては、改革者たちの教義や信条からの大きな逸脱が見られる。われわれは、信仰と行為の基準は、聖書、そして聖書だけであるというプロテスタントの大原則に、帰らねばならない。」1夫人はまた、次のように書いておられます。「証しの書は新しい光を与えるためのものではなく、すでに示された真理を心に鮮やかに印象づけるためのものです。神と同胞に対する人間の義務は、神のみ言葉の中に具体的にはっきりと記されていますが、与えられたその光に忠実な人は、わずかしかいません。追加の真理が明らかにされたのではなく、だれも知らなかったと言うことがないように、神は証しの書を通して、すでに与えられた大いなる真理を容易に理解できるようにし、民を目覚めさせ、真理を心に印象づけるために、お選びになった方法で真理を差し出されたのです。」2エレン・ホワイトは、自分の書物を聖書の一部と考えてはならない、と強く禁じましたが、これらの書物が霊感を受けていることには変わりありません。エリヤ、エリシャ、洗礼者ヨハネなど、多くの偉大な預言者たちは霊感を受けていましたが、聖書を書くことには携わりませんでした。エレン・ホワイトの著書は、大きな光である聖書に導くための小さな光と言ってよいでしょう。それらは霊に満ちた聖書の解説書ではありますが、聖書こそが最大の権威なのです。第二のテスト--イエスについての真理の教え『各時代の希望』『キリストの実物教訓』『キリストへの道』『祝福の山』など、エレン・ホワイトの著書はどれも、彼女がこのテストに合格していることを証明しています。夫人は書物の中に自分自身のことは何も書いておらず、常に読者の心をイエスに向けさせているからです。第三のテスト--聖なる人生スター新聞はエレン・ホワイトの死に際して、次のような記事を載せました。「ホワイト夫人の人生は、すべての人が見習うに値するお手本であった。……夫人は、キリストの謙遜で敬虔な弟子であり、良いことを常に行っていた。……女性の気高さを尊重する人は皆、人類を高め、向上させる無私の働きをした夫人を敬っていた。夫人の死は、宗教思想の著名な指導者であると共に、善行と慈しみの言葉と全人類のための心からの祈りに満ちた９０年近い生涯を送った人の召しを際立たせるものとなった。」3第四のテスト--正確な預言エレン・ホワイトが預言したいくつかのことは、たやすく確認できます。次の預言はまるで今朝の新聞に出ていることのようですが、当時、近代の多くの交通機関は、まだ発明されていませんでした。「鉄道事故はますます相次いで起り、大きな旅客輸送路に混乱や衝突や死が一刻の前ぶれもなく突発します。」4エレン・ホワイトは、医師たちが肺のためにタバコを吸うことを勧めていた時代に生きていました。いろいろな医学的見解がありましたが、科学的に証明されたものはなく、栄養学はまだ知られていない学問でした。そのような時代背景の中で、エレン・ホワイトは健康と栄養についての本を書いたのです。コーネル大学の元教授で栄養学者であるクライブ・マッケイ博士は、「ホワイト夫人の著作物は、現代の科学的栄養学が登場する遥か以前に書かれたものであるにもかかわらず、これ以上に優れた総合的な指導書は今日でも手に入らない」と言っています。5聖書は、終わりの時代に預言の賜物が現れる、と予告しています。さまざまな証拠は、真の預言者について聖書が詳しく述べていることが、どれもエレン・ホワイトに当てはまると表明しているのです。どうか彼女の著書を手に入れて読み、「預言を軽んじてはならない。すべてのものを識別して、良いものを守り（なさい）」（テサロニケ第一 ５：２０，２１）という聖書の命令に従ってください。1The Great Controversy (Mountain View, CA: Pacific Press, 1950), p. 204, 205.2 Testimonies for the Church (Mountain View, CA: Pacific Press, 1949), Vol. 2, p. 605.3 Star (St. Helena, California), July 23, 1915.4 Messages to Young People (Washington, DC: Review and Herald, 1930), p. 90 (reprinted from article in The Signs of the Times, April 21, 1890).5 Clive M. McCay, "A Nutritional Authority Discusses Mrs. E.G. White," Review and Herald, February 26, 1959, p. 10.