テサロニケ人への第一の手紙 4:16. すなわち、主ご自身が……合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初に_____(ます)。 ヨハネの黙示録 20:4,5 彼らは生きかえって、キリストと共に千年の間、支配した。(それ以外の死人は、千年の期間が終るまで生きかえらなかった。)これが第一の復活である。
答え: ____________________
注: 黙示録20章の1000年は「千年期」と呼ばれています。キリストの再臨と義人の復活が、千年期の初めに起こります。各時代の聖人たち(6節にある「さいわいな者、聖なる者」)が第一の復活でよみがえります。
コリント人への第一の手紙 15:51, 52. わたしたちすべては、眠り続けるのではない。終りのラッパの響きと共に、またたく間に、一瞬にして____る。というのは、ラッパが響いて、死人は朽ちない者によみがえらされ、わたしたちは変えられるのである。 ピリピ人への手紙 3:21 わたしたちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じかたちに変えて下さるであろう。 テサロニケ人への第二の手紙 2:8 その時になると、不法の者が現れる。この者を、主イエスは……来臨の輝きによって滅ぼすであろう。 ヨハネの黙示録 16:18,20,21 また激しい地震があった。それは人間が地上にあらわれて以来、かつてなかったようなもので、それほどに激しい地震であった。……島々はみな逃げ去り、山々は見えなくなった。 また一タラント[約25.8kg]の重さほどの大きな雹が、天から人々の上に降ってきた。 ヨハネの黙示録 20:2 彼は、悪魔でありサタンである龍、すなわち、かの年を経たへびを捕えて千年の間つなぎおき……。
注: この課の終わりにある「千年期」の図表で、千年期の初めに起こる出来事の要約を見てください。
ヨハネによる福音書 5:28, 29. 墓の中にいる者たちがみな神の子の声を聞き、 善をおこなった人々は、生命を受けるためによみがえり、_をおこなった人々は、さばきを受けるためによみがえって、それぞれ出てくる時が来るであろう。 ヨハネの黙示録 20:5 それ以外の死人[悪人]は、千年の期間が終るまで生きかえらなかった。
注: 罪人は千年期の終わりに、第二の復活でよみがえります。
イザヤ書 24:1. 見よ、主はこの地を____し、これを荒れすたれさせ、これをくつがえして、その民を散らされる。 エレミヤ書 4:23-26 わたしは地を見たが、それは形がなく、またむなしかった。天をあおいだが、そこには光がなかった。わたしは山を見たが、みな震え、もろもろの丘は動いていた。 わたしは見たが、人はひとりもおらず、空の鳥はみな飛び去っていた。 わたしは見たが、豊かな地は荒れ地となり、そのすべての町は、主の前に、その激しい怒りの前に、破壊されていた。 エレミヤ書 25:33 その日、主に殺される人々は、地のこの果から、かの果に及ぶ。彼らは悲しまれず、集められず、また葬られずに、地のおもてに糞土となる。
注: イエスが再臨された際の地震と雹とで、地上はすっかり荒廃するでしょう。そして、まったくの暗闇の中に残されます。死者たちは生きている人が残っていないので、だれにも悲しまれることなく、地面に撒き散らされたままになります。義人たちは皆天にいて、罪人はすべて死んでしまいます。(Supplemental Studyの「底知れぬ所」参照)。
ヨハネによる福音書 14:3. そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに迎えよう。_______にあなたがたもおらせるためである。 ヨハネの黙示録 20:4 また見ていると、かず多くの座があり、その上に人々がすわっていた。そして、彼らにさばきの権が与えられていた。 コリント人への第一の手紙 6:2,3 それとも、聖徒は世をさばくものであることを、あなたがたは知らないのか。……わたしたちは御使をさえさばく者である。
注: 千年期の間、聖人たちは天で裁きに参加します。だれが救われ、だれが滅びるかは、神がすでに決めておられるので、聖人たちがそれを決めるのではありません。彼らは神の裁きを追認するだけです。「あなたの正しいさばきが、あらわれるに至ったからであります」(黙示録 15:4)。義人たちへの報いと同様に、滅びる者たちに対する神の罰の公正さが確認されます(黙示録 22:11,12)。この裁きの期間は、聖人たちのためにあります。たとえば、あなたが天に行ったとき、最愛の牧師はそこにおらず、悪名高い犯罪者がいたとしましょう。あなたはきっと説明を必要とするはずです。すると天使たちが、記録の書によって、どんな疑いも晴らしてくれます。裁きの期間の終わりには、すべての人が神の正義、愛、そしてあらゆる人に対する公正さに納得します。彼らは、「そのさばきは、真実で正しい」(黙示録 19:2)と宣言します。(Supplemental Studyの「千年期の図表」参照)
ゼカリヤ書 14:1, 4, 5, 9. 見よ、主の日が来る。……その日には彼の足が、東の方エルサレムの前にある___山の上に立つ。そしてオリブ山は、非常に広い一つの谷によって、東から西に二つに裂け、……あなたがたの神、主はこられる、もろもろの聖者と共にこられる。…… 主は全地の王となられる。
注: 千年期の終わりに、新しいエルサレムがそこに住む聖者たちと共に天から下りてきて、現在のオリブ山のある所に着陸します。主は山を崩し、都の着陸地として大平原を作られます。
ヨハネの黙示録 20:5, 7. それ以外の死人は、千年の期間が終るまで生きかえらなかった。……千年の期間が終ると、サタンはその獄から__される。 。
注: 罪人が復活すると、サタンは再度彼らを惑わし、自由にあやつることができます。
ヨハネの黙示録 20:8, 9. そして、出て行き、地の四方にいる諸国民、すなわちゴグ、マゴグを___、彼らを戦いのために召集する。その数は、海の砂のように多い。……彼らは地上の広い所に上ってきて、聖徒たちの陣営と愛されていた都とを包囲した。
注: サタンは人々を惑わし、自分が不当に天から退けられたこと、力を合わせれば都を占領して支配できることを信じ込ませます。罪人たちは都から締め出されたことを知って、新エルサレムを征服するために、攻撃を計画します。
ヨハネの黙示録 20:11, 12. また見ていると、大きな白い__があり、そこにいますかたがあった。…… 死人はそのしわざに応じ、この書物に書かれていることにしたがって、さばかれた。
注: 神の御座が突然都の上に現れ、最後の裁きが始まります。神の都への襲撃はその場で停止し、書物が開かれ、すべての人の人生が各自の目の前で示されます。義人たちにも、罪人たちにも、すべてが明らかにされるのです(ルカ 12:2,3)。
ローマ人への手紙 14:11. すなわち、「主が言われる。わたしは生きている。すべてのひざは、わたしに対して___、すべての舌は、神にさんびをささげるであろう」と書いてある。 ピリピ人への手紙 2:10,11 それは、イエスの御名によって、天上のもの、地上のもの、地下のものなど、あらゆるものがひざをかがめ、また、あらゆる舌が、「イエス・キリストは主である」と告白して、栄光を父なる神に帰するためである。 ヨハネの黙示録 19:1,2 この後、わたしは天の大群衆が大声で唱えるような声を聞いた、「……そのさばきは、真実で正しい。」
注: 罪人は、神が公平・公正であって、死に物狂いで彼らを救おうとなさったにもかかわらず、彼らが公然と神を拒絶して、わがままな罪の人生を送ることを選んだのだと、率直に認めます。このような全世界での自白がなされた後、罪についての論争は永遠に決着がつき、罪人を滅ぼすことに異議がなくなります。
ヨハネの黙示録 20:9. すると、天から_が下ってきて、彼らを焼き尽くした。 ヨハネの黙示録 20:15 このいのちの書に名がしるされていない者はみな、火の池に投げ込まれた。
注: やがて神の火が罪人の上に下り、神の都の周囲は巨大な火の池となります。ついには、この火がすべてを灰にします(マラキ 3:21)。悪魔には、この地獄と呼ばれる火をコントロールすることができません。それどころか、悪魔と悪天使たちもこの火で罰せられ、灰と化すのです(黙示録 20:10、エゼキエル 28:18)。この火からの復活はなく、これが第二の死と呼ばれるものです(黙示録 20:14)。
イザヤ書 65:17. 見よ、わたしは新しい天と、新しい地とを__する。 ペテロの第二の手紙 3:13 しかし、わたしたちは、神の約束に従って、義の住む新しい天と新しい地とを待ち望んでいる。
注: バビロンでの70年の捕囚の後、イスラエルの子らは約束の地へ帰り、都を再建しました。千年期の後、聖人たちは、罪が醜い頭を二度ともたげることのない新しい天(空)と完璧な新しい地をイエスが創造されるのを見ます(ナホム 1:9)。アダムとエバが罪によって失った楽園が、エデンの園の栄光を持って回復されます。平安、歓喜、愛と完全な喜びが、神の民に永遠に続くのです。
マタイによる福音書 5:5. 柔和な人たちは、さいわいである、彼らは_を受けつぐであろう。 ヨハネの黙示録 21:3 「見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民とな(る)。」
注: 父なる神と子なる神は、2人とも聖人たちと共に新しい地に住まわれます。ちょっと考えてみてください、神がお隣さんになってくださるのです!
Supplemental Study
千年期の図表千年期の初めに起こる事柄1.イエスが聖人たちのために戻られ、死んでいた聖人たちは復活する。2.主の再臨に加え、すさまじい地震が起こり、雹が降り、罪人たちは殺されてしまう。3.生きている義人たちは変えられ、空中で主に会う。4.雲が義人たちを天に運ぶ。千年期の間の状況と起こる事柄1.天で聖人たちは罪人の裁きに携わる。2.サタンとその天使たちは、完全に荒廃した暗闇の中の地球に取り残される。3.地球には生きている人が1人もいない。千年期の終わりに起こる事柄1.イエスが聖人たちと共に戻られ、聖なる都がオリーブ山に降りる。2.罪人たちが復活し、サタンは聖なる都を攻撃するように彼らを促す。3.罪人たちは裁きにかけられ、天からの罰の火で焼き尽くされる。4.神は清められた地球の灰の上に、新しい天と新しい地を創造される。底知れぬ所黙示録 20:1に出てくる「底知れぬ所」という言葉は、意味がよく間違えられています。これはギリシヤ語の「アビュソス」、つまり英語の「アビス(abyss=深淵、または深海の底)」の元になっている言葉を訳したものです。ギリシヤ語の旧約聖書では、この言葉は、形がなくて暗い創造前の地球を表すのに使われています。「地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり……」(創世記 1:1,2)と記されているとおりです。「アビュソス」はまた、ルカ 8:31でも使われており、悪霊どもが人に憑いたり、人を欺いたりできない状態を意味しています。千年期の間、悪魔は、「諸国民を惑わすことがない」(黙示録 20:3)状況に鎖でつながれます。普通の鎖で霊の存在をつなぐことはできません。悪魔が人を惑わせなくする唯一の方法――それは、生きている人がいなければいいのです。イエスが来られるとき、罪人たちはすべて死に、義人たちは天に上げられるので、サタンと悪天使たちは、この地で欺くことのできる人が1人もいなくなります。1000年の間、彼らは放浪し、反逆の結果を見るのです。これ以上に苦々しい状況の鎖は、今までに作られたことがありません。こういう形で、サタンと悪天使たちは閉じ込められるのです。「彼らは囚人が土ろうの中に集められるように集められて、獄屋の中に閉ざされ、多くの日を経て後、罰せられる」(イザヤ 24:22)。